夜勤を始めたばかりの頃、「どうすれば眠気に勝てるんだろう」と悩んでいました。
眠気覚ましの商品を試したり、無理に気合いで乗り切ろうとしたりしましたが、長く続けるほど「眠気をゼロにする方法はない」と感じるようになりました。
私はホテルの夜勤を約10年続けてきましたが、一番大切だったのは眠気を我慢することではなく、眠気とうまく付き合うことです。
この記事では、私が実際に続けてきた眠気対策や、逆におすすめしない方法、今なら新人の頃の自分に伝えたいことを紹介します。
夜勤中の眠気に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
夜勤中の眠気は避けられないと感じた
始めた頃は3〜4時頃が一番つらかった
夜勤を始めたばかりの頃、一番眠気が強くなる時間帯は深夜3〜4時頃でした。
仕事にも慣れてきて、周囲も静かになる時間帯です。
体も自然と眠る準備を始める時間なので、どれだけ頑張ろうと思っても強い眠気を感じる日がありました。
最初は「自分の気合いが足りないのでは」と考えていましたが、10年続けた今は違います。
眠くなること自体は珍しいことではありません。
大切なのは、その眠気とどう付き合うかでした。
無理に我慢するだけでは続かなかった
眠気を感じるたびに、顔を叩いたり、腕をつねったりして無理やり目を覚まそうとしたこともあります。
しかし、私にはあまり効果がありませんでした。
それどころか、自分を痛めつけているだけのように感じることもあり、おすすめできる方法ではありません。
眠気が強い日は、普段ならしないような凡ミスをすることもありました。
例えば、本来は冷蔵庫へ入れなくてもいい物を、何も考えず冷蔵庫へ入れてしまったことがあります。
大きなミスではありませんでしたが、「眠気があると判断力は確実に落ちる」と実感した出来事でした。
この経験から、眠気を無理に我慢するよりも、眠気を前提に対策を考える方が大切だと考えるようになりました。
私が続けてきた眠気対策
コーヒーは「気持ちを切り替えるスイッチ」として飲んでいた
夜勤中は、コーヒーを1勤務で2杯ほど飲むことが多かったです。
もちろん、カフェインによる眠気対策も期待していました。
それ以上に大きかったのは、「コーヒーを飲んだから頑張ろう」という気持ちの切り替えでした。
今思えば、プラシーボ効果もあったのかもしれません。
ただし、飲む時間には気を付けていました。
一般的には、カフェインは睡眠へ影響する可能性があるため、就寝予定時刻の数時間前から控えることが勧められています。
私自身も、夜勤明けに眠れなくなるのは避けたかったので、寝る予定の5時間以上前には飲まないよう意識していました。
コーヒーに飽きる日もあるため、そのような日は糖分の少ないお茶へ変えることもありました。
無理に同じ飲み物を続ける必要はなく、自分が続けやすい方法を見つけることも大切だと感じています。

私が続けてきた眠気対策
ストレッチで気分転換するようにしていた
コーヒーを飲むだけでは、眠気が完全になくなるわけではありません。
そんな時に続けていたのが、軽く体を動かすことでした。
私はストレッチをして体を伸ばしたり、少し歩いたりして気分転換をしていました。
数分でも体を動かすと気持ちが切り替わり、「もう少し頑張ろう」という気持ちになれたことが何度もあります。
激しい運動をする必要はありません。
無理のない範囲で体を動かすだけでも、眠気対策の一つになると感じています。
今なら「寝られるなら少し寝る」ことも選ぶ
夜勤中に仮眠が取れる職場もあれば、ほとんど休めない職場もあります。
私の場合は休める環境ではありましたが、責任感や「寝過ごしたらどうしよう」という不安が強く、ほとんど寝ませんでした。
当時の自分は、それが正しいと思っていました。
しかし、今振り返ると考え方が少し変わっています。
もし安心して休める環境があり、職場のルールでも認められているのであれば、20分ほど仮眠を取るのも良い選択だと思います。
短時間でも頭がすっきりし、その後の仕事へ集中しやすくなる場合があります。
もちろん、仮眠が取れない職場もあります。
その場合は無理に我慢し続けるのではなく、水分補給や軽いストレッチなど、自分に合った方法を組み合わせて乗り切ることが大切です。
今振り返って思うこと
一番大切なのは夜勤明けの睡眠
夜勤中の眠気ばかり気にしていましたが、10年続けて感じたのは、夜勤明けにしっかり眠れる環境を整えることの方が重要だということです。
夜勤中にカフェインを取り過ぎると、夜勤明けの睡眠へ影響することがあります。
そのため私は、寝る予定の5時間以上前にはコーヒーを飲まないよう意識していました。
人によって合う時間は違いますが、自分の睡眠を優先して調整していくことが、長く夜勤を続けるコツだと感じています。
無理をし続けないことも仕事のうち
夜勤では、「眠くても頑張るしかない」と思ってしまう人も多いかもしれません。
私も以前はそう考えていました。
ですが、眠気が強い状態では判断力が落ち、普段なら起こさないようなミスにつながることがあります。
だからこそ、自分の体調を理解し、無理をし過ぎないことも仕事の一つだと今は考えています。
眠気を完全になくすことは難しくても、体調を整えたり、自分に合った対策を見つけたりすることはできます。
長く夜勤を続けたいなら、「気合い」よりも「続けられる工夫」を大切にしてみてください。
まとめ
夜勤中の眠気は、多くの人が経験する悩みです。
私自身も10年間、さまざまな方法を試しながら働いてきました。
その中で続けてきたことは、次のとおりです。
- 一番眠くなる時間帯を把握する
- コーヒーを飲む時間を意識する
- ストレッチで気分転換する
- 無理に体を痛めつける方法は選ばない
- 眠気によるミスを軽く考えない
- 休める環境なら短時間の仮眠も選択肢に入れる
- 夜勤明けの睡眠を最優先に考える
夜勤は体への負担が大きい働き方です。
だからこそ、「頑張り続けること」よりも、「健康を守りながら長く続けられること」を意識してほしいと思います。
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