夜勤をしていると、睡眠について悩むことが増えます。
私自身、ホテルの夜勤を10年ほど続けていますが、睡眠については今でも試行錯誤の連続です。
夜勤を始めたばかりの頃は、
「もっと寝なければ」
「7〜8時間は寝ないとダメだ」
と考えていました。
しかし10年続けてきた今は、睡眠に対する考え方がかなり変わりました。
今回は、夜勤を続ける中で私が感じた「睡眠で本当に大切だったこと」について書いてみたいと思います。
夜勤を始めた頃は睡眠に振り回されていた
夜勤を始めたばかりの頃は、とにかく睡眠に悩んでいました。
昼間に寝ようとしてもなかなか眠れない。
途中で目が覚める。
寝た気がしない。
そんな日が続くこともありました。
特にストレスが強かった時期はひどかったです。
「今日は何時間寝られるだろう」
「また寝不足になるかもしれない」
そんなことばかり考えていました。
今振り返ると、睡眠不足そのものよりも、「眠れないことへの不安」に苦しんでいた気がします。
眠れないことを気にする。
気にするから余計に眠れない。
そんな悪循環になっていました。
睡眠時間より継続性の方が大切だった
夜勤生活を続ける中で、私が一番感じたのは睡眠時間だけを追い求めてもあまり意味がないということです。
もちろん睡眠時間は大切です。
ただ、現実には毎日同じ時間眠れるわけではありません。
7時間以上眠れる日もあります。
5時間程度しか眠れない日もあります。
夜勤をしていると生活リズムも変わりますし、仕事やストレスの影響も受けます。
そんな中で、
「毎日完璧な睡眠を取る」
という目標は、自分には現実的ではありませんでした。
それよりも、
「長い目で見て体調を維持できているか」
の方が重要だと感じるようになりました。
1日だけ睡眠時間が短くても、数週間や数か月単位で体調が安定していれば問題ないこともあります。
逆に、一晩の睡眠だけを気にしすぎるとストレスが増えてしまうこともありました。
完璧な睡眠を目指すのをやめた
これが夜勤10年で得た一番大きな気付きかもしれません。
私は途中から、
「完璧な睡眠を目指すのをやめよう」
と思うようになりました。
世の中には睡眠に関する情報がたくさんあります。
・毎日同じ時間に寝る
・7〜8時間睡眠が理想
・寝る前はスマホを見ない
どれも間違いではないと思います。
ただ、夜勤をしていると実践が難しいものもあります。
そこで私は、
「理想を追い続けるより、現実的に続けられる方法を考えよう」
と思うようになりました。
夜勤をしていても体調が比較的安定しているなら、それで十分ではないか。
そう考えるようになってからは、睡眠に対するプレッシャーが少し減りました。
アイマスクは私には合わなかった
睡眠改善のためにいろいろ試したこともあります。
その一つがアイマスクです。
昼間に寝ることが多い夜勤者には定番のアイテムかもしれません。
実際に使ってみました。
しかし私の場合はあまり合いませんでした。
圧迫感が気になったり、違和感で逆に眠りづらかったりしました。
もちろん人によっては効果があると思います。
ただ、自分に合う方法と合わない方法があるということを実感しました。
睡眠改善グッズはたくさんありますが、大切なのは評判ではなく、自分に合うかどうかだと思っています。
今でも続けているのはカフェイン管理
一方で、今でも続けていることもあります。
それがカフェイン管理です。
私はコーヒーが好きなので、完全にやめることはしていません。
ただし飲む時間は意識しています。
以前は眠気対策として何となく飲んでいました。
しかし夜勤生活を続ける中で、カフェインの影響を感じることが増えました。
特に寝る時間が近い時の摂取は、その後の睡眠に影響することがあります。
そこで、
「飲まない」
ではなく、
「時間を調整する」
という考え方に変えました。
極端な方法ではありませんが、自分には合っているように感じています。
5時間でも体調が良い日を増やす方が大切だった
以前の私は、
「7時間寝られなかったからダメだ」
と考えていました。
しかし今は違います。
5時間しか眠れない日があっても、
体調が良く、
仕事ができて、
生活できているなら、
そこまで悲観しなくなりました。
もちろん長期間の寝不足は良くないと思います。
ただ、一晩だけの睡眠に一喜一憂しなくなったことで精神的にはかなり楽になりました。
私の場合、
「何時間寝たか」
よりも、
「最近の体調はどうか」
を見るようになっています。
夜勤10年で思う「これだけは気を付けたいこと」
もし一つだけ挙げるなら、カフェインの摂り過ぎです。
夜勤をしていると眠気との戦いになるため、つい頼りたくなります。
私もそうでした。
しかし飲み過ぎると、その後の睡眠に影響することがあります。
結果として、
眠れない
↓
さらに眠い
↓
またカフェインを飲む
という流れになりやすいです。
完全にやめる必要はないと思います。
ただ、自分なりのルールを決めておくことは大切かもしれません。
まとめ
夜勤10年を通して私が感じたのは、睡眠に完璧を求めすぎないことの大切さです。
もちろん睡眠は重要です。
しかし夜勤という働き方をしている以上、理想通りにいかない日もあります。
そんな時に、
「今日は寝られなかったから終わりだ」
と考えるより、
「長い目で見て体調が維持できているか」
を意識する方が自分には合っていました。
今でも私の睡眠は100点ではありません。
点数を付けるなら60点くらいです。
それでも以前より気持ちは楽になりました。
もし夜勤の睡眠で悩んでいるなら、完璧な睡眠を目指すのではなく、自分なりに続けられる方法を探してみるのも一つの考え方かもしれません。
※この記事は個人の体験談です。睡眠の悩みや適した対策には個人差があります。ご自身の体調や生活環境に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてください。


